手動抽出
qacli project files
コマンドの--add
オプションは非常に用途が広いオプションです。 例えば次のコマンドは、file.cと、そのコンパイル依存情報であるインクルードパスとマクロ定義をPerforce QACプロジェクトに追加します1:
qacli project files -P C:\path\to\QAFproj --add -- /IC:\workspace\inc/DMYMACRO=1 C:\workspace\src\file.c
--add
オプションによって後続のデータが解析され、コンパイルに依存する情報が抽出されます。
--add
は、オぺレーティングシステムのツールを使用して指定されたディレクトリ内のファイル を自動的に追加するためにも使用できます。 UNIX のようなシステム上では、この操作を簡単に 実行することができます。
上記のコマンドを実行することで、現在のディレクトリをルートとするディレクトリツリー内の拡張子.c をもつ全てのファイルを追加することができます。 Windows上で上記と同様の操作を実行する場合には、以下のコマンドを実行します。
この方法では、それらのファイルのコンパイル依存データは追加されません。 コンパイル依存データを追加する場合は、手動でPerforce QACのプロジェクトプロパティを開き、情報を追加したい解析コンポーネントを選択する必要があります。 C言語の場合は、言語ツールチェーンでCを選択し、qac解析コンポーネントを選択します。
同様にC++言語には、qacpp解析コンポーネントを選択します。
インクルードパスおよびマクロ定義は、 それぞれ以下のオプションで追加することができます。
- [解析] タブ > (解析コンポーネントを選択する)>
-i
オプション - [解析] タブ > (解析コンポーネントを選択する)>
-d
オプション
上記のオプションを使用することで、指定したソース言語で記述されたすべてのファイルに対してインクルードパスおよびマクロ定義が追加されます。
特定のソースファイルに対してインクルードパスおよびマクロ定義を追加する場合は、QAGUI上のファイル/フォルダツリーからそのソースファイルを選択し、[ファイル]パネル下のプロパティを編集します。
ハイライトされたフィールドの右側にある[編集]ボタンをクリックするとテキストウィンドウが開き、特定のパスまたは定義を指定できるようになります。