ポストインストールのカスタマイズ

インストーラは フルバージョンの Perforce QACをインストールします。 メモリリソースに余裕がないまたは、ディスクの使用量を最小限に留めたい場合(Docker実行環境)、Perforce QACインストレーションフォルダのスクリプトディレクトリにあるtrim_install.pyを使用してインストレーションの要素のいくつかを削除することができます。

同様のスクリプト trim_cm_install.py を使用してコンポーネントのトリミングが可能です。詳細については、ポストインストールのカスタマイズ(コンポーネント)を参照してください。

使用法: trim_install.py [-h] [-v] [--dry-run] [-d INSTALL_DIR] [-j] [-i] [-r] [-m] [-q] [-p] [-g] [-D] [-s] [-a]

オプションの引数は以下です。

-h, --help このヘルプメッセージを表示し終了
-v, --version プログラムのバージョン番号を表示し終了
--dry-run 何が削除されるか表示するが削除はしない
-d INSTALL_DIR, --install-dir INSTALL_DIR trimする Perforce QAC インストレーションの場所
-j, --remove-japanese 日本語訳、文書、RCFを削除
-i, --remove-install-docs インストーレーションの全文書を削除
-r, --remove-release-docs リリースに関する全文書を削除
-m, --remove-manual-docs 全マニュアル文書を削除
-q, --remove-quickstart-docs クイックスタートの全文書を削除
-p, --remove-plugins IDE pluginsを削除
-g, --remove-gui 全gui アプリケーションを削除
-D, --remove-dashboard Dashboardとの統合を削除
-V, --remove-validate Validateとの統合を削除
-s, --remove-s101 Structure 101 との統合を削除
-a, --remove-all 削除できるものをすべて削除し英語のCLI アップリケ―ションのみを残す
  

このスクリプトはユーザがインストールしたPython 3または、Perforce QACと共に出荷されているPython を使用して実行することができます。 例えば、Perforce QAC /home/trinity ディレクトリにインストールされている場合、日本語バージョンは以下のコマンドを使用して削除することができます。

 

/home/trinity/QAC-<version>/components/python-3.*/bin/python 
/home/trinity/QAC-<version>/scripts/trim_install.py --remove-japanese

スクリプト trim_install.pyをデフォルトの場所から移動したい場合は、--install-dir オプションを使用し、 Perforce QAC インストールの場所を手動で指定する必要があります。